電気料金の値上がりで家計が大変なことに 節電して夏を乗り切ろう！
各社電気料金の値上げを発表し、家計が光熱費に圧迫されてきています。
去年と同じ使用料でも料金が大幅に上がっており驚きます。皆様のご家庭で電気料金の値上がりは感じていますか？
また、電力需給がひっ迫するおそれがある場合に経済産業省は節電の必要性を呼びかけるために「電力需給ひっ迫注意報」が出されます。
夏の厳しい電力需給を乗り切るため、政府は国民や企業に対して、無理のない範囲でできるかぎりの節電に協力するよう呼びかけています。
私たちができる簡単な節電をいくつかご紹介します。
こまめに電気を消す
使わない部屋の電気を消すのはもちろん、使っていない家電のプラグを抜いておきます。
白熱電球を蛍光灯のランプに変えることやLEDのランプに変えても節電になります。
エアコンの使用環境を整える
●部屋の熱を取り除く
エアコンが最も電力を使うのは「電源を入れてから設定温度まで室温を下げるとき」です。
部屋の中から熱をはじめに取り除くようにすると節電できます。
エアコンを使う前は部屋の換気をして、部屋にこもった熱を抜きます。遮光性の高いカーテンやブラインドを使って、日中の日差しが部屋に入らないようにします。
●扇風機やサーキュレーターを使う
扇風機やサーキュレーターを使用することで、冷気の循環をよくすることも効果的です。
エアコンの冷たい空気を遠くまで届けることができ、効率よく部屋を涼しくすることができます。
●フィルターの掃除をする
フィルター部分にほこりがたまっていれば、エアコンは温度を下げるためにさらに電力を使わないといけなくなってしまいます。
フィルターは定期的に掃除するようにしましょう。
●室外機に直射日光があたらないようにする
室外機周辺の温度が高くなりすぎると効きが弱くなってしまうことがあります。メーカー純正の室外機カバーなどを利用したりして日陰を作ったりすると良いです。特にコンクリートの上に設置してある場合照り返しで温度が上がりやすいので注意です。
冷蔵庫の節電
●冷蔵庫は壁から離して設置する
壁面ぴったりに冷蔵庫を設置してしまうと、十分な放熱ができなくなり冷蔵効率が大きく下がってしまいます。この状態で使い続けると電力の無駄になる上、圧縮機の運転率が上がるため、冷蔵庫の寿命も短くなりやすいです。
●冷蔵庫の周りにものを置かない
冷蔵庫は内部を冷やすために、上部からも放熱しているタイプの冷蔵庫もあります。その場合、冷蔵庫の上にものを置くと放熱が妨げられ、冷蔵室に熱がこもって冷却効率が悪くなってしまいます。
●開け閉めする時間を減らす
冷蔵庫ドアを開け閉めするたびに冷気が外へ逃げてしまい、庫内の温度は上昇します。庫内の温度が上昇すると再び冷やすために余計な電力がかかってしまい、結果的に電気代が高くなってしまいます。
●暖かい料理は冷ましてから入れる
温かいものを冷蔵室に入れると冷やすために電力消費が大きくなり、電気代が高くなってしまいます。調理後の温かい食品をそのまま冷蔵室に入れるのはやめ、冷ましてから入れるようにしましょう。
●冷蔵室の詰め込みすぎに注意する
冷蔵室にはつい食品を詰め込みすぎてしまいがちです。しかし、隙間がないほど庫内にものを詰め込むと、冷気が通らなくなってしまい冷却効率が大きく低下してしまいます。
まとめ
節電のために消費電力の大きな家電の使用方法を見直す必要があります。
チェックリスト
☑使わない部屋の電気を消す
☑使っていない家電のプラグを抜く
☑エアコン使用前に部屋が暑ければ換気をする
☑エアコンのつけ始めにサーキュレーターや扇風機を使用し効率よく部屋を涼しくする
☑フィルターを掃除する
☑室外機に直射日光があたらないようにする
☑冷蔵庫と壁面にスペースをあける
☑冷蔵庫の周りにものを置かない
☑開け閉めの時間を減らす
☑暖かい料理は冷まして入れる
☑冷蔵庫の中に食材を詰め込まない
おまけ
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